キスし終わると離れ目を開け。
「明日の弁当楽しみにしてるな」
「楽しみにしてくれ。あ、弁当の材料持って帰んないと」
思い出し冷蔵庫から取り出して。
「うん、気をつけて帰れよ」
「立夏も気をつけてな。ミルクちゃん立夏をよろしく」
鞄と買ったものを持ちミルクちゃんに声をかける。
ミルクを抱っこして玄関まで見送りにいき。
「じゃあな。今日は会えて良かった」
「俺の方こそ会えるなんて思ってなかったから会えて嬉しかった。また明日学校でなー」
「うん、また明日」
靴を履いてミルクちゃんの頭を撫でてから手を振り立夏の家を出て。