「着いたぞ。このマンションだろ?」
「はい、そうです。ありがとうございます、お世話になりました」
マンションに着き車から降り。
「立夏、またな」
「うん、またね」
手を振って見送ってくれたので、手を振り返し立夏たちの車が見えなくなるまでいた。
目の前のマンションに入り鍵を開け。
家に入ると手を洗ってから弁当箱を洗い簡単に掃除してシャワーを浴びて部屋着に着替える。
「楽しかったな」
ごろんとベッドに寝転び枕で顔をうつ伏せ思い出し笑いをし。
「昨日はドキドキしてそんなに寝れてないから今日はぐっすり寝れそうだ…」
「あ、寝る前に勉強しないと」
欠伸をしてうとうとしていたが、すっかり忘れていた勉強のことを思い出してなんとかして起き上がり、
持って帰ってきた教材を鞄から取り出すと机に向かって勉強をし始め。
「…今日はここまでにするか」
「もう、眠い…」
切りのいいところで終わらしクッションに寄りかかった後、眠たい目を擦りながらベッドに横になり。
いつのまにか目を閉じて朝までぐっすり眠る。