毎日更新BL恋愛小説 Look at me【誰か構ってよ】鍋#003 #BL #腐向け

「持ちますね」

考えて綺麗に袋に全部入れ終わった後、袋を持とうとして。

「俺とナギで持つからな。立夏に持たせて怪我でもしたら大変だ」

「過保護すぎ…」

ブラコンすぎる兄さんに嫌な顔をして。

「ほんと優しい兄さんだな」

袋を半分持つと立夏に話しかけ。

「優しいっていうかなぁ…」

「愛されてんのがよくわかる」

羨ましいと思いながら車に乗り込み。

「よし、じゃあ家に帰るぞ」

車を走らせて立夏の家に到着し。

「着いたぞ。ナギ、荷物持ってくれよ」

「運転お疲れ様です。持ちます」

車から降りるとトランクから買い物袋を取り出して持つ。そうすると、立夏が俺の鞄を見て。

「じゃあ、俺は先輩の鞄持つよ」

「重いけど平気か…」

教材がたくさん入ってるので大丈夫かと思い。

「なに、重い物は立夏は持っちゃダメだ」

「うるさいな、大丈夫だよ」

「立夏、さんきゅ」

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