「あのさぁ、俺今テレビ局で働いてるじゃん?
でも、この前の撮影の時に監督にモデルしてみないかって言われたんだけど、どう思う?」
向かう途中に相談され。
モデル…絶対綺麗だと思うけど嫉妬してしまいそうだ。
「凄いじゃん!立夏がやりたいならいいんじゃないか?…俺はあまり目立つようなことして欲しくないけど」
「うーん、じゃあ、やってみようかな。凪斗に嫉妬してもらいたいし…」
なんてな。とあとから付け足しで言い。
「え、やるのかっ。なんだ、冗談かよ」
「いや、モデルの仕事はやってみようと思うよ。大丈夫、絶対売れないから」
「そ、そうか。頑張れよ」
心配しながらも応援しようとして。