「おう、また昼にな」
教室に着くと自分の席に座り授業の用意をして真面目に授業を受けながら、そろそろ少しは受験勉強しないとなと思い今度本屋に参考書を買いに行こうと考えていた。
やっと昼休みになれば、急いで教室から出て行き屋上へ向かい。
「よっ、お疲れー」
屋上に行くと立夏の姿を見つけ声をかけ。
「凪斗ー」
凪斗が屋上に来れば抱き着き。
「もぅー疲れた」
「頑張ったな」
抱き締めると優しく髪を撫でる。
「なんか俺たち、密会してるみたいだな」
別にコソコソ会ってるわけではないがふとそう感じて。
「確かに。学校だとここでしかゆっくり会えそうにないわ」
教室にはあいつがいるからなと苦笑いをしながら言い。