「俺のところにだって、休み時間のたびに来るんだぜ?」
「こりゃ、凪斗が卒業しない限り付きまとわられるかもな」
冗談混じりに言われたが有り得そうだと思ってしまい。
「立夏と二人きりでいる時間が減るじゃん」
「まぁ、昼休みは…大丈夫だと思うけど…」
「それならいいんだけどよ。昼休みすぐ迎えに行くから」
少しでも長く一緒にいたいので授業終わったらすぐ行こうとして。
「いや、屋上で待ち合わせしようぜ」
少しでも会わせたくないらしく。
「わかった、屋上な」
授業終わったら真っ直ぐ屋上だなと思い。
「うん、じゃあ、お昼にね」
軽く手を降って教室に向かう。