「あっ、俺まだ制服のままだった。着替えねーと」
制服でまだ寝れないことに気づき。
「んもー、ドジだな」
もう兄さんは寝てるので、自分の服の中で大きめの物をタンスから出し。
「これ着れるかな?」
「やっちまった。さんきゅ、着てみる」
起き上がり頭をかき苦笑いしてから受け取り、制服を脱いで着替え。
「着れるならあげる。デカすぎてブカブカだから」
欠伸をしながら着替えを眺め。
「まじで、ちょうどピッタリだ」
立夏の服を着れて嬉しくなり。
「良かった。なら、あげるよ」
「ありがとな、大事にする」
着終わったなら早く着てと手招きされ、立夏の隣に寝転ぶ。