「なんか、同棲みたいだな」
兄は思わず味噌汁を噴き出しそうになり。
「ど、同棲…」
高校卒業したら一緒に暮らすので同棲という言葉にドキッとする。
反応している凪斗を見て、また鋭い目付きで見られ。
「兄さん、凪斗の事見すぎ」
それに気づいていたので、さすがにツッコみ。
一緒に暮らすことはまだ黙ってた方が良さそうだと考え苦笑いし。
「そんなことより、食べ終わったなら風呂入って来いよ。さっき入ったばっかだから、まだ暖かいと思うぜ「」
「あ、あぁ。そうか。分かった」
食べ終わった食器をそのままにしてリビングから出ると風呂場に向かい。