「あ、朝ごはんは兄さんの分だけでいいからな」
「おっけー。じゃあ、兄さんのだけ作るなー」
朝ご飯食べないなら立夏の弁当少し多く入れた方がよさそうだなと考え。
「ただいまー。立夏疲れた。癒してくれ」
兄さんが帰ってきた。
帰ってくるなりリビングに座っていた立夏に抱き着く。
「おかえり。お疲れ様」
「兄さん、おかえりなさい。お仕事遅くまでお疲れ様です」
「んー?なんでナギがこんな時間までいるんだ?」
「今日泊まるからだよ。あ、兄さんのご飯も、凪斗が作ってくれたから、食べなよ」
「またお世話になります」
「作ったので食べてください」
そう言って冷蔵庫から料理を取り出し温めようとして。