「兄さん、今日は22時ぐらいって言ってたんだよなぁ」
「兄さんお仕事大変だな」
夜遅くまで頑張ってるな。
「なんか今、結構でかい仕事任されてるらしくてな」
「そうなのか、凄いな」
リビングに戻り。
「なぁ、風呂入ってったら?」
「んー、折角だし入るとすっか」
「じゃ、風呂沸かしてくる」
「おう、よろしくなー」
立夏は立ち上がると風呂場へいってしまったのでソファに座り待つことにして。
「20分くらいで沸くからな」
「さんきゅー」
戻ってくると凪斗の隣に座ると、じーっと凪斗の事を無言で見つめ。
「ん?どした」
「なんでもない…」
視線に気づき見つめ返したらフィッと顔を逸らされてしまう。