「あ、これ。ごちそうさま」
「はいよー」
弁当を受け取り鞄に入れ。
「ご馳走さん」
弁当を食べ終え片付けをする。
「そろそろ戻るか」
時計を見て屋上から出ようとして。
「うん、だね」
今日はいつキスしてくれるのかなと思いつつ。
「じゃあ、授業終わったら教室まで迎えに行くから。今日は立夏と長く一緒にいれるから嬉しいわ」
屋上を出て歩き出し。
「うん、俺も」
夜まで居てもらうのは悪いなと思いつつ、やはり嬉しくて顔が綻び。
「んじゃ、また後でなー」
笑顔で手を振り立夏と別れ。
「うん、またね」
教室に戻り自分の席に着き次の授業の用意をしながら、あいつにまた話しかけられてるよなと思い立夏大丈夫かなと心配しつつ授業を受け。