「…ん、起きねーと」
目覚ましの音で目が覚める。
起きて顔を洗ってから気合いを入れ、二人分の弁当を作り鞄に入れると学校に行く準備をし。
戸締まりをして学校に向かい。
歩いて学校に着くと下駄箱で靴を履き替え教室に行く。
教室に入ると黒髪の俺を見て周りがざわつき騒がしくなり何も言わずに鞄を置いて自分の席に座り。
立夏、無事学校に来れたかなと思いながら授業を受ける用意をし。
授業が始まるまで暇なので昨日買った本を読む。
「まじかよ、どうなるんだ」
読み進めていくと展開が読めない本に夢中になって独り言を呟き。
授業が始まるチャイムが鳴ったので、本の続きがわかるようにしおりを挟み授業が始まる。
1限目が終わるとすぐ本の続きを読もうとしたがやめ、次の古典の授業は小テストがあるので見直すように勉強して。
授業が始まり小テストを受けてすぐ解き終わり時間になるまで机に突っ伏す。
『お昼どこで待ち合わせにする?』
「おっ、立夏からメールきてる」
『教室まで迎えにいくわ、待っててくれ』
『わかった、待ってる』