「あ、兄さんのぶんのシチューは鍋に入れてるから温めて食べてくれ」
サラダも冷蔵庫に入ってるからと付け足して。
「ありがとう。凪斗も一緒に食べようぜ」
「そうだな、俺も食べて帰ろうかな」
食器を用意してからご飯をよそいシチューを皿に盛り付け自分のぶんをテーブルに置く。
「あ、俺ご飯いらないから」
シチューだけちょうだいと言い。
「了解、立夏のご飯は俺が食べるわ」
パンにした方がよかったのかと思ってしまい。
「無理して食わなくていいんだぞ?」
残ったら冷凍にする気でいて。
「こんくらい平気。朝から何も食べてないので余裕だって」
「そっか、ならいいけどな」
早速シチューを食べ。
「ん、美味い。シチューなんて久しぶりだな」
「美味いならよかった、いつも何食べてんの?」
いただきますと食べ始め。