「ん?どーかした?」
「な、なんでもね」
急に喋らなくなったので不思議そうに首を傾けてる立夏に目を逸らしたまま少し顔を俯き。
「あ、着いたぞ」
家に着くと辺りをキョロキョロ見てから鍵を開けた。
「おう、ついてきてないよな」
辺りを見渡して、いないかどうか確認をし。
「多分、大丈夫だと思うけど…」
中に入るとミルクからハーネスを外す。
「まあ、ここまで無事に帰ってこれてよかった。お邪魔します」
一安心して中に入り靴を脱ぎ揃える。
「じゃあ、早く作ってくれ」
ミルクに水をあげ、自分もお茶を飲み。
「はいよー」