「おう。ついでに晩ご飯も作るわー」
「まじで!?やったー」
買い物した袋を見せたら素直に喜び。
「簡単なものだけどな、カレーかクリームシチューどっちがいい?」
喜んでもらえて嬉しそうにして。
「じゃあ、シチューがいい」
「…っ、おっけー」
凪斗の横を歩きながらニコニコ笑顔の立夏に一瞬見とれてしまったがすぐ言葉を発した。
「早く帰ろうぜ。昼あんまり食べてないから腹減ったんだよな」
「立夏ん家着いたらすぐ作るな」
立夏に手を引かれドキッとしながら早足で帰ることに。
「うん」
腕を組んで凪斗にくっつく。
「…」
なんだか恥ずかしくなってしまい無言で目を逸らす。