「なるほど…これからは俺が傍にいるから安心してな」
立夏を守らなければと思いなるべく傍にいようと心に決めて。
「うん、頼りにしてる」
凪斗に軽く抱き付いて。
「任せとけ」
優しく頭を撫でた後、兄さんがイラついてんのがわかりすぐ離れようとし。
「ほら、食い終わったんなら早く行くぞ」
「えぇーもう少し」
「か、帰ります」
睨みつけられ慌てて離れて食べ終わった食器を台所に持っていきテーブルを拭き終わると帰る準備をして。
「そっか、じゃあ、また学校だな。ミルクも行くか」
「おう、学校で立夏に会えるの楽しみ」
離れると玄関に向かい後をついてきたので抱き上げ。
玄関に行きミルクちゃんを撫でてから靴を履こうとして。
「早くしろよ。行くぞ」
「じゃあ、俺も」
二人は靴を履くと外に出て。その後に続き凪斗も出る。