緊張しつつ話をしようと
「…あの、兄さんに伝えないといけないことがあるんです」
「な、なんだ」
実は立夏が言おうと思っていたので立夏は意外そうな顔をし。
「立夏さんと、付き合っています。昨日寝るときにそうなりました」
ゆっくり言い終えると真剣な表情で兄さんの方を見る。
「つ、付き合ってる。だとぉ」
「おーい、大丈夫か?」
言いようのない感情が交差して、頭がショートしてしまい、凪斗から降りて兄の前に行き手をひらひらさせ。
「はい、本気で立夏さんのことが好きなんです」
立夏が降りた後立ち上がり立夏の隣に立つと聞こえてないかもしれない相手に真っ直ぐ見つめて。
「凪斗、だめだわ。これ聞いてねーわ。覚醒するまでほっとこーぜ」
立夏は再びソファーに座り直して。
「まじかよ、いきなりすぎたか」
一旦ソファーに座り待つことに。