「これで十分、さんきゅ」
深いキスをしたら止まんなくなると思いやめて。
「そう…」
こっちが物足りないなと思いつつ、自分ばかりががっついてるみたいなので言わずにいた。
「何回キスしても慣れないわ」
顔を赤くして目を逸らす。今までこんなことなかったのに立夏とのキスは恥ずかしい気持ちになる。
「そんなすぐに慣れられても困るよ」
「たぶん慣れない気がする…」
いつかキス以上のことをしてしまうのをふと考えてしまい耳まで赤くなってしまい。
いつでも、俺にドキドキするって事だろ。いいじゃん、それで」
「そ、そうだな」
ニコニコと楽しそうに笑ってるが顔が見れず目を逸らす。