「そこらの女子よりはできる自信がある」
料理は小さい頃からしてるからと付け足し。
「すごい自信だな。でも、家庭的な方が女子にモテると思う」
素直に思った事を言い。
「俺が急にモテ出したら困らねーの」
じっと立夏の方を見て。
「困んないよ。だって、凪斗は俺が好きなんでしょ」
心配はしていないらしい。
「当たり前。立夏しか好きじゃない」
はっきりと言ってから立夏に抱きつく。
「分かってるよ」
抱きしめ返すと嬉しくて微笑み。
「ずっと一緒にいような」
「うん…」
ぎゅうっと力強く抱きしめられ照れ臭そうにして。