「ん、大丈夫…人に触られるのって、こんな感じなんだ…」
初めての感覚に新鮮さを覚えており。
「そ、うか…もう寝ないとやばいな」
何も言われなければ歯止めが効かなかったと思い、急に恥ずかしくなり布団を頭から被り寝ようとして。
「う、うん。そうだね」
ますます寝れなさそうだと思いつつ。
「…起きてるか?」
時間が経った頃に顔を出し立夏の方を見ると頬を染めたままで。
「え、うん。なんか寝れなくて…でも、学校休みだから寝なくてもいいかなって…」
「眠れないならこのまま話すか。立夏のこともっと知りたいし」
「うん。って言っても何が知りたいの」
手を立夏の手に添えると首を傾け。