「…したい、キス以上のこと。もっと立夏と触れ合いたいから」
恥ずかしさを我慢して素直に言いそっと立夏の腰を触る。
「俺も、先輩のいろんな顔が見たいよ」
「たくさん見せるな…」
目を細めて笑った後、頬に手を添えて顔を近付けてきたので目を瞑り唇を重ね。
「ん…」
嬉しく思えば目を閉じてキスを受け入れてくれて。このまま深いキスをしようと立夏の唇を軽くふちどるように舐め。
「んっ」
意図が分かると自ら口を開くと舌を出して絡めて濃厚なものにしていき。
「…っ、ん」
身体の力を抜き舌を絡め続けながら薄く目を開ける。
「ふっん…」
慣れない事で上手くできているか立夏は不安で必死になり。
「…っ」
もう限界だと思い舌を絡ませるのをやめゆっくり唇を離し肩で息をして。
「はっぁ…」
糸を引いて唇が離れて行くと目を開き少し涙目で見てきて。