「先輩、ミルクの事ばっかり可愛い可愛いって言うんだもん」
「ミルクちゃんも勿論可愛いけど、立夏が一番可愛い」
愛しそうに優しく頭を撫でる。
「ほんとに」
「おう。嘘はつかない」
抱きしめたまま頭だけ上に上げていて頭を撫で続け。
「じゃあ、キス以上の事もしたい?」
嘘は言わないと言ったので更に聞いて。
「キ、キス以上っ…」
耳まで赤くなり声が裏返ってしまい動揺してしまう。
「うん。どうなの」
答えてくれるまで聞くつもりなのかじっと見てきて。
「…したい、かも」
立夏の耳元にボソッと囁く。
「かも?なんかどっちでもいいような言い方だなぁ
答えに不満を覚えて文句を言い。