「そろそろ上がるか」
10分くらい湯船に浸かり上がると風呂場から出て、バスタオルで体を拭いて用意してもらった下着を履きパジャマに着替える。
髪を拭き終わると脱いだ制服を畳み持ち脱衣所を出てリビングに戻り。
「お風呂ありがとうございました。あ、バスタオルお借りしたので」
戻ってきたことに気づき微笑みながら話しかけてきて。
「あ、先輩。俺と一緒に寝ようね」
「え、俺は兄さんの部屋で寝るはずなんだけど…いいんですか」
立夏と寝ても大丈夫なのかと思い立夏の兄さんに聞くと睨みつけられ。
「特別に許す。でも、立夏に何かしたら殺す」
「ありがとうございます…」
何かやらかしたら本当に殺されそうな雰囲気を感じ苦笑いをしてしまう。