立夏が上がってくるまでゆっくりしようとしソファーに座って待つと、兄さんがパジャマを持ってリビングにやってきて。
「お待たせ。これ、着れるかー俺はもう着てない服なんだけど。下着は新品だから安心しろよ」
パジャマと下着を持ってきて見せて貰う。
「はい、大丈夫です。お借りしますね。下着まで用意してくれるなんてありがとうございます」
立ち上がると笑顔でお礼を言い受け取ると、ドアが開く音がして立夏が戻ってきたと思いドアの方を振り向くと
「お待たせ、上がったよ」
濡れた髪をバスタオルで拭き上半身裸の立夏の姿が目に入り。
「立夏、おまっ…なんて格好を…」
それを見て兄さんは鼻血を出してしまい。
俺はというと…
「…っ、お、う…」
色っぽいなと一瞬見惚れてしまい、あまり見ないように目を逸らす。