「片付け終わったよ」
兄さんと話し終えると立夏が台所から戻ってきて。
「お、立夏!ナギ今日泊める事にしたからな」
「あ、そうなんだ。分かった」
「よろしくな…」
友達の家に泊まるとか変に緊張するなと思い。
「服は、兄さんの貸してあげてよ」
「おっ、そうだな」
確かに立夏に借りるより兄さんの方がサイズ合いそうだもんな。
「じゃあ、俺お風呂入れてくるね」
「ありがとうございます。助かります」
立夏が風呂場に行くと兄さんに服のお礼を言い。
「もちろん、部屋も俺と一緒だからな」
「わかりました」
立夏とは寝かせないオーラを放ちている兄さんに笑いながら承諾すると、立夏がリビングに戻ってきて。