「じゃあ、立夏は何食べたいんだ」
「うーん、鍋とか…」
「鍋、いいな」
鍋なんて食べる機会がないのではしゃいでしまい。
「じゃあ、鍋の材料買って行くか。スーパーに着いたから降りろ」
車が停まると降りてスーパーの中に入り。
「買い物カゴ持ちますね」
買い物カゴを持ち野菜コーナーから見て回る。
「あ、この白葉。葉の巻きがしっかりしているし芯の切り口が綺麗なので新鮮でいい感じ」
鍋には白菜が必須だよなと思い慣れた手つきで野菜を選び始め。
「入れていいよ。どうせ、払うのは兄さんだから…」
立夏は人参やネギをカゴにいれていき。
「おう、好きな物入れていいぞ」
「ありがとうございます」
立夏の兄さんにお礼を言い白菜をかごに入れてから椎茸やえのきなどのきのこ類とかも入れていき。立夏の兄さんはニコニコしながら立夏を見ており。