毎日更新BL恋愛小説 Look at me【誰か構ってよ】友達、キス#005 #BL #腐向け

立夏は微糖のコーヒーを用意して持ってきて。

「コーヒー飲めるのかっこいいな」

「別に、そんなことねぇよ」

「俺もいつかコーヒー飲めるようになりたい」

憧れの目で立夏を見つめる。

「甘くしたら飲めるんじゃねーの」

チャレンジしてみればいいんじゃないかと提案し。

「んー、ミルクたっぷりで砂糖5個入れたら飲めんかな」

どうやったら飲めるかどうか考え出した結果、紅茶のときよりも砂糖を2個増やすことにして。

「試してみるか」

足りなかったら増やせばいいしなと付け足す。

「試してみる。よし、頑張ってみるか…」

飲めればいいなと意気込み。

「じゃあ、用意するよ。ホットでいいか」

「ホットでお願いします…」

「はいはい」

台所に立ち湯を沸かしに行き湯が沸くとホットコーヒーをかなり甘めで煎れてテーブルに運んで。

「はい、どうぞ」

「おお、さんきゅ…いただきます」

初めて飲むコーヒーにドキドキしながらじっとコーヒーを見てからカップを持ち一口飲む。

「どお、まだ入れる」

味はどうかたずねてきて。

「思ってたより甘くて美味しい…このままでも飲めそう」

うん、結構いける。飲めたことが嬉しくて笑顔になり。

「なら良かったな」

「ご馳走さん」

紅茶とコーヒー両方飲み終わり満足そうな顔をして。

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