「紅茶がいいな、ホットで」
リビングに向かい綺麗な家だなと見渡し。
「はいはい。ミルクと砂糖は」
「ミルクはたっぷり砂糖は3個でよろしく」
「甘党かよ」
いつも入れてる量を言うと呆れられて。
「そうそう、舌がおこちゃまでさ…」
甘くしないと飲めれないんだよ、俺。
「あ、ミルク抱っこしてもいいよ。人見知りしないし」
「いいのかっ。おー…ふわふわだ…」
抱っこしようと屈みこんで片手を犬の前肢の間に入れてお腹を支えお尻を支えるように優しく抱くようにする。
「ミルク、2キロしかないから軽いだろ?」
「軽くてちっこくてもう可愛すぎ…っ」
「良かったな」
「ほんと会えてよかった」
ミルクちゃんに癒され疲れが取れた気がして。
「はい、出来たよ」
「さんきゅー」
紅茶を淹れてくれたようなのでそっと下ろしミルクちゃんを優しく撫でてから紅茶を受け取り。
「どういたしまして」