「ご馳走様でした。俺はこれで失礼します」
話も終わり立ち上がって帰ろうとする。
「駅まで送るって、一緒に途中まで帰ろうよ」
慌てて立ち上がり会計を済まし一緒に店を出て。
「いや、俺の家近くだから歩いて帰れます」
もう一度、ご馳走と頭を下げて帰ろうとするので。
「近くなのか、わかった。じゃあ、また明日学校で。気をつけて帰れよ」
「それじゃあ…」
家が近いならいいかと納得し、明日立夏に会うために学校に行こうとして別れ際に大きく手を振り。
立夏の姿が見えなくなると歩いてマンションに帰り誰もいない家に電気を付け手を洗ってからベッドに座る。
今日はいい出会いがあったな。まさか男の子をナンパして一緒に食事をするとか有り得ないことしてしまったわ。
しかも同じ学校の人だし。登録してくれてないかなと気になり携帯を確認をして。
「流石にまだこないか」
連絡をした女の子たちからは返事がきてたがどうでもよく返信はせず携帯を見るのはやめる。
たぶん後輩っぽいから明日高1のクラスに行ってみるとするか。
立夏は怯えてなかったけど他の後輩は怯えるんだろうなと思いつつベッドに横になる。
何分か時間が経つと起き上がりシャワーを浴びて歯を磨いてからベッドに横に寝転び、また携帯を確認し続けいつのまにか寝てしまうのであった。
【作者から】
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