毎日更新BL恋愛小説 Look at me【誰か構ってよ】出会い#006 #BL #腐向け

「あの、いつもこんなことしているんですか」

何か話そうとする前に相手が口を開き俺に質問をしてくる。

こんなことって言うのは多分ナンパのことだろう。

「そうそう、ひとりだと落ち着かなくて」

ひとりぼっちなことを思い出し寂しそうな表情になるがすぐ元の表情に戻し。

「彼女作ればいいじゃないですか」

「作ろうと思えばすぐ作れるけど、相手が付き合いきれなくて長続きはしないんだよ。俺、構ってちゃんだからさ」

彼女ね、そういえばいたな。軽くて短い付き合いの子ばっかでそんな印象にない。


最高長く続いて三日だったきがする。全然長続きしなかったなと笑いながら話をして。

「ふーん、そうなんだ。あんたが少し我慢すればいいんじゃないの」

「少し我慢ってどれくらいすればいい。毎日会わないと生きれないんだけど」

毎日会わないと寂しくて死んじゃいそうだ。


前の彼女たちに毎日会いたいと言うとうざいって振られたんだっけ。

「それは普通うざがられるでしょ」

異常だというような顔で見られ溜息をつかれる。

「付き合うなら毎日会いたいじゃん。でも、これからは少し自重するように頑張るわ」

相手の顔を見て流石に毎日会うのはやばいような気がしたのでちょっとは我慢するよう心がけようとして。

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